学問・資格

「お前の母さんでべそ」の由来。

今日、仕事の移動でテクテク歩いていたら、向こうから会話に盛り上がっている2人組の男子サラリーマンが歩いてきた。
見た目20代前半。
見ようによっては、社会人一年生か。

よっぽど仲が良いのか高らかな笑い声と必要以上の大きなゼスチャー。
それも2人共。
まるで旧友のようなコミュニケーションぶり。

いったいどうしちゃったのという位の盛り上がりのままに距離は縮まって、
そしてすれ違いの時。。。

耳に入ってきた一言。

「お前の母さんでべそですよ!!はっはっはっ!」


どういう会話の流れで出たのか解らないが、この言葉に敬語。
しかも「はっはっはっ!」という笑い声。


しかし、この

「お前の母さんでべそ!!」

という、やけに懐かしい罵(ののし)り言葉が頭から離れなかった。
それどころか、海馬(カイマ※記憶をつかさどる脳の部分)でずっと連呼していた。

そのまま歩きながらこの言葉の意味を知りたくなったので、
手透きのときにちょっと調べてみた。

Googleにて「お前の母さんでべそ」と検索したら、まぁ出てくるわ出てくるわ。
《検索結果 約8,720件》だと。

で、Google検索によると、

「昔は医療技術が発達していなくて、赤ちゃんのへその緒を取る際にお母さんも出べそになる事が多かった。
つまり、「お母さん」になる女性の方が男性より出べその確率が高かった」。

「男の子の口喧嘩に多くみられ、人を侮辱するに当たって相手が最も嫌がること、すなわち子供であれば自分の親をバカにされる事。
だからあえて相手の親の悪口を言う。
ちなみになぜ父さんではなく母さんなのか?
これは心理的なものにより、子供は小さいとき男の子はお母さんを、女の子はお父さんをより愛する傾向がある。
この悪口の場合はつまり、喧嘩相手のお母さんのことを言うそうな」。

「山本幸司著「悪口という文化」に詳しい記載あり。
これによれば、「おまえの母さんでべそ」の「でべそ」は元来へそではなくて女性器のことで、
室町時代の文献には「母開」が確認されている。
「開」とは女性器のこと。相手の母親の性器を持ち出してののしるのは洋の東西を問わずあったようで、英語でもFuck your mother!だのYour mother bitch!がある。
そういう意味だったが、時代につれてそのままの形では悪口雑言といえども存続が許されなくなり、
類似物としてでべそに横滑りしたものであるよう」。

と、いろいろありましたよ。

結局、説ばかりになってしまいますが、気になる方は調べてみてください。

しかし、この言葉も今の子供たちは使わないというか、知らないか。。。
言われたらどう感じるのかな。

こういうわらべ歌のような定型文があって、おさまっていたストレスってあったのかも知れませんね。

男の子であった私も当時は使っていた記憶があります。
手を出すのが怖いから、必死になって相手にぶつけていたと思う。。。ははは、、、小心者。

こういう言葉がなかったら、しまいには何をぶつけあっていたのだろうか。。。

今の子供たちは何を。。。

しかし、あのサラリー君2人組はその後どこまで盛り上がったものか。
まぁ、あれだけ笑い飛ばしていればストレスも飛んでいくだろう。。。
結局会社も人間関係ありきだから、誤って上司にあの言葉を放り投げないよう、祈る。


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